食事処・売店で提供しているオリジナルワイン。
信州・小諸にある御牧ケ原でブドウ畑を拓き、
5代目荘主が初めてシャルドネを植えたのが2002年。
その後、メルローとピノ・ノワールを定植。
本物のオリジナルワインが誕生しました。
マンズワイン、ヴィラデストワイナリーに協力いただき
これまでは委託醸造でワインを作ってきましたが、
この度、2018年秋の仕込みを目指し、
自社ワイナリーを立ち上げることになりました。
ワイナリーの建築予定地は、小高い丘のような立地。
御牧ケ原は風が吹き抜けるような台地となっているのも特徴的です。
ベトナム語のGio(風)と英語のHill(丘)を合わせて、
ワイナリーの名称は「Gio Hills(ジオヒルズ)」。
ベトナム語を用いたのは醸造責任者である三男の隼人が
5年間ベトナムでボランティアを経験し、
ベトナム人の伴侶を得たことが影響しています。
◆シャルドネ(白/辛口)
酸味がしっかりしており、丁寧に出汁をとった中棚荘の料理に合います。
糖度の高い良質のシャルドネは生食で食べても贅沢なぐらいの甘さ。
◆メルロー(赤/ミディアムボディ)
ステンレスタンクと樽発酵のものを半々でブレンド。
強粘土質の土壌で育ったぶどうはふくよかで、タンニンがまろやか。
「小諸の土を活かした農産物でお客様をもてなしたい、究極の農産物としてテロワールを色濃く伝えるワインをつくりたい」という荘主・富岡正樹の想いが結実したのが中棚荘のオリジナルワイン。
三男の隼人にもその姿勢が受け継がれ、こだわりの畑から、こだわりのワインが生まれているのです。
浅間山を眺望する風光明媚な御牧ヶ原。
冷涼な気候は昼夜の寒暖差がはっきりとしており
ブドウに豊かな酸をしっかりと残してくれます。
降雨量が年間985ミリと非常に少なく、
ワイン用ブドウ栽培にとっては好条件の大地となっています。